犬が散歩中に”クンクン”とニオイを嗅ぐのはなぜ? やめさせる方法は?

散歩中に犬はなんでニオイを嗅ぎまわるの?

あなたの愛犬は、散歩中にニオイを嗅ぐのに夢中になって、なかなか先に進まない…なんていうこと、ありませんか?

ではなぜ、犬は散歩中にやたらとニオイを”クンクン、クンクン”嗅ぐのでしょうか?

そしてこの行動をやめさせる方法はあるのでしょうか?

なんで、やたらとニオイを”クンクン、クンクン”嗅ぐの?

犬にとって、ニオイを嗅ぐという行為は本能的なもの。

犬の嗅覚能力は人間の、なんと100万倍〜1億倍と言われています。

私たちは周囲の情報を得るのに、主に視力を使いますが、目の機能が人間ほど発達していない犬は、『見る』ことよりも『ニオイを嗅ぐ』ことでまわりの状況を把握することが多いのです。

特にほかの犬が残したオシッコのニオイからは、『このあたりにはどんな犬がいるのか』ということから、さらには年齢や性別までわかるのだとか。

マーキング(ニオイつけ)には、テリトリーの主張や犬社会で生きて行くためのさまざまな情報交換の意味もあるのだそうです。

ちなみに、マーキングはオスだけの問題と考えられがちですが、メスのワンちゃんもすることがあるのだとか。

こう考えていくと、散歩中のニオイ嗅ぎは、犬にとってSNSやメールチェックのようなもので、あなたの愛犬もお散歩の途中で、たとえば仲良しの○○ちゃんからのメッセージや、最近引っ越してきたワンちゃんからの自己紹介を読んでいる、なんていうこともあるかもしれません。

私たちが想像もできないほど膨大な情報源である『ニオイ』を嗅ぐという行為は、犬にとって大切なコミュニケーションツールなんですね。

ニオイ嗅ぎを続けさせていていいの?

このように、犬にとって生きて行くために大切な行動であり、楽しみでもある散歩中のニオイ嗅ぎを、自然の欲求からくるものだから、好きなようにさせてあげた方が良いという考え方もあります。

でも、延々とニオイを嗅ぎ続けるワンちゃんが、その場を離れるまで、飼い主さんはひたすら待っている…という状況はあまり感心できません。

それはなぜかというと、やりたいことを好きなだけできる自由を犬に与えてしまっていることになり、犬と飼い主さんの立場が逆転しまっているからです。

ワンちゃんが飼い主さんをリーダーとして認めないでいると、『ダメ』とか『おいで』などという、危険を避けるためのコマンドを聞かなくなってしまう可能性があります。

サッと抱き上げて“強制撤収”できる小型犬ならまだしも、力の強い大型のワンちゃんが、いくら引っ張ってもガンとして動かなくなったりしたら、いざという時困りますよね。

“散歩中のニオイ嗅ぎ”はトラブルの原因にも

それでは、その『いざという時』とは、具体的にどんな場合なのでしょうか。

道路脇の電柱などをクンクンしている時に車や自転車が来たら避ける、といった事故回避が必要な場合はもちろんですが、そのほかにも、時によってさまざまなトラブルが考えられます。

オシッコによるトラブル

特にマーキングにつながるニオイ嗅ぎで問題になるのが、人と人との間で起こるトラブルです。

私も以前は、愛犬がよそのお宅の玄関先やお店の前などに気になるニオイを見つけて、夢中になってクンクンしたあげく、マーキングしそうになるのを、あわてて止めさせることがありました。

また逆に、家の門扉にワンちゃんのオシッコのシミがあったりすると、いくら犬好きの私でもいい気持ちはしません。

世の中には、自分のように犬が好きな人ばかりではないということを心にとめた上で、人の迷惑になることを避けるのも飼い主さんの義務だと、私は思っています。

拾い食い

次に、ニオイを嗅ぐついでに拾い食いをしてしまうケース。これも、ありがちな問題として、飼い主さんの頭を悩ませることが多いようです。

拾い食いは、たとえそれが食べ物であっても、腐っていたり、タマネギやチョコレートなど、犬の健康を損なう食材を含む物である場合もあるため、とても危険です。

クンクンしているだけ…と安心していると、止める間もない早さでパクッ!というのは良くある事。

拾い食いのチャンスをワンちゃんに与えないためにも、ニオイ嗅ぎには十分注意を払う必要がありそうです。

また、衛生面から見ても、ニオイを嗅ぐ際に他の犬の排泄物が鼻や口に付着することで、細菌感染のリスクがありますし、芝生などに撒かれた除草剤も心配です。

ダニや蟻になどによる感染病

さらに最近は、マダニや蟻など、命にかかわる恐ろしい感染症を媒介したり、ショック症状の原因となる強い毒性をもった害虫も増えています。

そういった虫は、草むらやブロックの隙間など、犬がニオイを嗅ぎたがる場所に生息している場合が多いので、気をつけなければなりません。

このように、さまざまなトラブルの原因になるニオイ嗅ぎですが、やめさせる方法はあるのでしょうか?

無理にやめさせるのはNG?

近所を散歩している時など、クンクンしているワンちゃんのリードをグイッと引っ張っている飼い主さんの姿をよく見かけます。

このように力づくでやめさせる方法も選択肢のひとつではありますが、あくまでも『一時的にやめさせる』ことができるだけで、ニオイ嗅ぎの回数を減らす効果はあまり期待できません。

また、リードをひっぱるタイミングや力加減を間違えてしまうと、小型犬などは、頸椎を傷めたりする危険性も。それが中〜大型犬になってくると、力くらべの引っ張りっこ状態になってしまうこともあり、そうなるとやめさせるどころか、まったく逆効果になってしまいます。

どちらにしても、無理やりやめさせるという方法は、あまりおすすめできません。

やめさせたい場合の効果的な対処法

ニオイ嗅ぎに関しても、基本的なしつけでワンちゃんをきちんとコントロールすることが大切になってきます。

『ダメ』『いけない』『ノー』といったコマンドをしっかりとマスターしていれば、ここでストップをかけたいと思う時に、いつでもやめさせることができるでしょう。

ただ、ワンちゃんによっては、いったんニオイを嗅ぎはじめると夢中になって、飼い主さんの声も耳に入らない状態になってしまうことがあります。

そんな場合には、ふだんから、何かの合図でワンちゃんが飼い主さんを見るクセをつけておくのが、効果的です。

しつけのポイント合図は、“名前を呼ぶ”、“チッチッチ”と舌打ちするなど声によるものでもいいですし、愛犬が好きな、音の出るおもちゃを使うのもオススメです。

合図の音を出すのは、ニオイを嗅ぎはじめるタイミングで。

おもちゃを使う時も、飼い主さんの顔の近くで鳴らすと、自然とワンちゃんは飼い主さんと目を合わせることになります。ワンちゃんと目が合ったら、「いい子!良くできたね!」と、思いっきりほめてあげましょう。

合図の音や声がする
→飼い主さんと目が合う
→ほめられる…

という条件づけができることで、ワンちゃんとしても楽しみながらニオイ嗅ぎのリスクを減らせるうえ、飼い主さんとワンちゃんの信頼関係を強めることにも役立ちます。

お散歩をもっと楽しむために

ニオイ嗅ぎが原因となるトラブルについて、いろいろと書いてきましたが、そうは言っても、犬にとって散歩中のニオイ嗅ぎはストレス発散の手段。全面的に禁止というのも、かわいそうですよね。

そこで私の場合は、ニオイ嗅ぎ禁止の場所とOKの場所を決めています。人通りやお店が多い街中や住宅街では、リードを短めに持って、歩くことに集中。

それでもクンクンが始まりそうになったら、コマンドや合図で犬の注意を自分に向けます。

そうやってコントロールしながら、公園や人の少ないひらけた場所では、安全と判断したうえで、思う存分ニオイを嗅がせてあげるのです。

私自身、そのようにメリハリをつけてあげるようになってからは、ニオイ嗅ぎやマーキングの悩みが減ったことで、まわりをいちいち気にしたり、愛犬の健康を心配するストレスからも解放された気がします。

愛犬と一緒に外の新鮮な空気を吸いながら歩くひとときは、犬がそばにいれくれる幸せを実感できる時間でもあります。

ルールとマナーを守って、ワンちゃんとのコミュニケーションを深めながら、楽しいお散歩時間を過ごしましょう!

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