こんな場所は危険!犬のノミやダニ予防で注意すべき4つのポイント

『うちの子は大丈夫』と思わないで!

 

毎年暖かい季節になってくると、犬仲間の間で話題になるのが、まずノミやダニの問題。

春から秋口にかけて、熱中症の予防と共に、ワンちゃんの体調管理をするうえで欠かせないことです。

でもなかには、必要なことだとわかってはいても、「うちの子は外に出るといってもご近所の散歩くらいだし、シャンプーもしているから、そんなに神経質にならなくてもいいんじゃないかしら」と思っている飼い主さんもいるかもしれません。

ところが実際は、地球全体の温暖化や建築物の断熱・密閉度が高くなって来たことによって、病害虫の温床になる場所も格段にふえています。

言い換えれば、“ノミやダニはどこにでもいる=ノミやダニがつくリスクは誰にでもある”のです。

かゆみだけでなく、おそろしい病気を媒介することもある、にっくきノミやダニから愛犬を守るためにも、正しい知識と対策方法について、もう一度考えてみましょう。

その驚くべき繁殖力と生命力を知っておこう

ある研究データによれば、1匹のメスのノミが約1ヶ月の間に生む卵は200個とも500個ともいわれています。

それらの卵から孵った幼虫は10日ほどで成長し、わずか数週間の後には、なんと40,000個以上の卵と何万というおびただしい数の幼虫を生み出すのだそうです。思わずぞっとするような数字ですよね。

ノミの幼虫は2回の脱皮を経て繭をつくりサナギになりますが、その繭はまわりの環境や殺虫剤に対しても抵抗力があり、生育に適した温度や湿度などの条件がそろい、ターゲットとなる動物が近くに来た時をねらって繭から出、犬やネコなどの動物に飛びついて吸血を始めます。

大量発生する前に早めの対策が大事!

つまり、駆除するタイミングが難しく、さらにノミの害を最小限にとどめるためには、大量発生する前に、早め早めに対策することがなによりも肝心なのです。

これまで、ノミやダニの対策が必要な時期は主に春から夏の終わりまでと言われてきました。

しかし実際は、温度が13℃あればノミやダニは活発に活動するのだとか。

エアコンが普及した現在、いったん家の中に入ったノミやダニは、冬の間も快適な温度に保たれた部屋の中で生き続けるので、最近は動物病院でも、年間を通した対策を薦めるようになってきているようです。

ふだんと違う激しい掻き方をしていたら要注意

それでは、具体的に、ノミやダニがつくことによって、どんな症状があらわれるのでしょうか。

ワンちゃんが尻尾の付け根やお腹、脚の先などを掻きむしったり、激しく噛んだりしているのに気づいたら、さっそく皮膚をチェックしてみましょう。

ブラッシングをしながら少しずつ毛をかきわけていき、もし皮膚がところどころ赤く腫れていたり、ただれたようになっていたりしたら、それはノミかダニのせいかもしれません。

ノミやダニが媒介する病気

かゆみだけでも辛そうなのに、ノミやダニが原因となるトラブルは、実はそれだけではないんです。

アレルギー皮膚炎

ノミが血を吸う時に犬の体に注入する唾液は、さらに激しいかゆみをともなうアレルギー皮膚炎や脱毛の原因になるほか、多量の吸血は貧血を引き起こすことがあります。

感染症

また体内に瓜実条虫(別名:サナダムシ)の幼虫をもっているノミをつぶすと、ちらばった幼虫が犬の体内に入り、数メートルの長さまで成長することも。

条虫に感染した犬は、ひどい下痢や腹痛によって体力を消耗してしまいます。

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)

これがダニ(特に犬につきやすいマダニ)になると、さらに危険性が高まります。

ここ数年、ニュースなどで耳にするSFTS(重症熱性血小板減少症候群)

これはマダニが媒介する感染症で、6日〜2週間の潜伏期を経て、発熱や食欲低下・嘔気・下痢といった胃腸系のトラブルや意識障害、皮下出血などの症状が出て、最悪の場合死に至る恐ろしい病気です。

この病気については、日本国内でも、野良猫を保護しようとして噛まれた女性が、SFTSに感染していて亡くなったという事例が報告されていますが、犬やネコの死亡例もふえてきているということで、飼い主さん側のダニ対策についての意識を高めることが、早急に求められているのです。

ノミやダニがついている時の症状と見分け方について

でも、いくら「ノミやダニは危険だ!」といっても、小さすぎて愛犬にノミやダニがくっ付いているのかすら、わからないですよね?

どうやって、ノミやダニがくっ付いているのかを見分けるのかをみていきましょう。

動物の血を吸って、10〜20倍に膨らむダニ

数年前、私の愛犬にダニがついたことがありました。

最初、マズルの先の部分にできたぷっくりとした灰色っぽいふくらみに気づき、おできだと思って動物病院で診ていただいたのです。

先生の「あ、これダニですね」のひと言に、最初は信じられませんでしたが、よく見てみると、その両側には脚が…愛犬の血を吸ってパンパンにふくれたダニの姿に、“ゾッ”としたことを覚えています。

ダニは犬のマズルや耳、お腹、肛門まわり、肉球の間など、毛が薄い、あるいは無毛の部分に寄生します。

ですから、皮膚に咬みついて吸血しているダニを見つけるのは比較的容易ですが、一方ノミや動きがすばやいため、そう簡単にはいきません。

フンを見つけたら、ノミがついている証拠

ノミが寄生しているかどうかを判断するには、まず犬の体全体をブラッシングします。

毛をかきわけた皮膚の部分に砂粒のようなものを見つけたら取り出して、水で湿したティッシュの上へ置いておきましょう。

しばらくして、ティッシュに赤茶色がかった色のにじみができたら、それは犬の血液を吸ったノミのフン。

ノミがあなたのワンちゃんに寄生しているという証拠です。

ノミは1匹見つけたら、卵を生む前に退治することが一番です。獣医さんに相談するなどして、早めに対策を考えましょう。

 

散歩では、こんな場所に注意して

年間を通じて温暖で密閉度の高い室内が、ノミやダニの温床になりやすいことはさきほど書いた通りですが、それらの害虫を家の中に入れないためには、まず犬の体に寄生しないよう、予防することが大切。そこで、ふだんのお散歩コースで、特にノミやダニがつきやすいと思われる場所をまとめてみました。

1)草むら

まず一番に気をつけたいのが、草むら。特にあまり手入れされていない、草の生い茂った場所は、風の通りが悪く、ノミやダニが好む生息条件がそろっています。温度や湿度が高い時期は避けた方が無難でしょう。

2)日陰

暑い時期、日が当たらない湿った土や芝生の上は、ワンちゃんにとって、ひんやりとして気持ちの良い休憩ポイントですが、そういうところはノミやダニにとっても居心地の良い場所。特に、横になったりスリスリしたりするのはおすすめできません。

3)砂浜

広々とした海岸を走るのが大好きなワンちゃんは多いですよね。

でも砂の中や海岸に生えている草の陰にもノミやダニはひそんでいます。私は海岸の近くに住んでいますが、愛犬を海岸で散歩させる時には、十分な虫除け対策を心がけるようにしています。

4)マーキングポイント

電柱のまわりや塀沿いの道など、他の多くのワンちゃんが立ち寄ってマーキングするような場所も要注意。よそのワンちゃんから落ちたノミやダニが飛びうつってくるかもしれません。また、排泄物から他の病気の原因になる細菌が感染する危険性もあります。

ノミやダニを寄せつけない対策は?

注意すべきポイントはわかったけれど、だからと言って、毎日のお散歩は必要ですし、ノミダニの心配をするあまり、大好きな公園や海岸にも連れて行けない…というのでは、ワンちゃんがかわいそうですよね。

処方薬×忌避効果のあるグッズで予防対策を

ノミやダニの寄生や繁殖を予防するものとして、忌避効果のある首輪や犬用のTシャツや、犬の体からノミが嫌う匂いを出して、寄生させないようにするサプリメント、ノミとり専用の薬用シャンプーなど、さまざまなグッズが販売されていますが、確実な効果と安全性を期待するなら、やはり動物病院で処方される薬が一番でしょう。

私は、春から年末まで、蚊が媒介するフィラリア症の予防と同時に、ノミやダニの駆除効果もあるチュアブルタイプの薬を毎月一回フードに混ぜて与え、それと並行して、公園や海岸などに愛犬と出かける時は、害虫の忌避効果があるハーブのローション(私は沖縄産の”月桃”を愛用しています)を携帯して、犬のお腹や胸、脚などを中心に時々スプレーしてあげながら散歩するようにしています。

生活環境を清潔に保つことも大切

お散歩の時以外にも、こまめに掃除機をかける、クッションカバーやタオルケット、カーペットなど、洗えるものは(できたら熱湯で)洗濯し、洗えないものは頻繁に日に当てるなど、犬のベッドまわりを中心に清潔にしておくことも、ノミやダニの発生を最小限に抑えるために効果的です。

ノミやダニという、小さいながら、しぶとく迷惑きわまりない難敵から愛犬を守るためには、二重三重のガードが必要と言えそうですね。

それでもついてしまった時の対処法

その場で潰したり、無理やり引き離すのはNG!

万全の対策をしていると思っていたのに、それでもワンちゃんの体にノミやダニがついているのを見つけてしまったら、あなたはどうしますか?

とっさに指でつまんで潰したくなってしまうかもしれませんが、それはNG。

ノミの場合、お腹に卵を抱えたメスノミを潰すと、卵がちらばって、却って大変なことになってしまいます。

潰さずに取って捨てる

目の細かい櫛に引っかかったノミを駆除する時も、指で潰すのではなく、ガムテームなどに挟んで捨てるか、濃いめの石鹸水か消毒液に浸けましょう。

ダニの場合、犬の皮膚にガッチリと咬みついて血を吸っているのを無理やりつまんで引きはがすと、ダニの顎の組織が皮膚に残ってしまったり、ダニの唾液や体液が傷口から犬の体内に入ってしまうことがあります。

すると、それが原因で炎症や感染症を引き起こすこともあり危険です。

そんな場合は、消毒に使うアルコールをティッシュか化粧用コットンにたっぷり含ませたものをダニを包むようにかぶせます。

アルコールの匂いに反応したダニが咬みついていた口を離し、移動し始めたら、指でつまんで消毒液に浸すか、ガムテームでしっかり挟んで捨てましょう。

動物病院で買える駆除薬

このように一匹ずつ駆除する方法は、老犬や体の弱っている犬などに対しても、少ないリスクで行えますが、ノミやダニを犬の体から確実に、しかも手間なく駆除するためには、動物病院で販売されている薬が最も効果的です。

フロントライン®をはじめとする滴下式、スプレー式、飲み薬タイプなど多くの種類があり、効果もさまざまなので、獣医師に相談しながら、愛犬の状態に合った最適なものを選ぶようにしてください。

駆除薬は信用できるメーカーのものをノミやダニの駆除薬は、最近はネットショップなどでも気軽に買えるようになっていますが、中には怪しげな商品を“××ラインが激安!”などというように、まぎらわしいネーミングとPR文句で販売している悪徳業者もいるようです。

ワンちゃんの体に直接つけたり飲ませたりする薬は、安全性が最優先

何か深刻なトラブルが起こってからでは遅いのです。

安さにつられて購入するようなことは避け、信用できるメーカーの商品を選ぶことが大切です。

また、ワンちゃんの体質やコンディションに合ったものを与えるためにも、できるだけ動物病院で処方された薬を使うように心がけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

パートナーとして、あるいは家族の一員として、犬と共に暮らすのがあたりまえとなっている今の私たちにとって、ノミやダニなどの病害虫への対策は欠かせないものになっています。

今回はワンちゃんについてのトラブルについてまとめましたが、こうした病害虫は、放っておくと人間にもうつることがあります。

日常生活が脅かされる前に、日頃からしっかりと対策を心がけ、ワンちゃんにとっても家族にとっても、健康でハッピーな毎日をおくりましょう。

 

 

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